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日常/映画/音楽/其の他見たもの聞いたもの、頭の中の声/等々、雑文日記。



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今日は映画二本立てです。正確には梯子して来ました。其の間にユトリロの展覧会も挟んでみました。もうなんだか物凄い充実っぷり。

「僕のエリ」。
学校で苛められている少年、オスカー。ある日団地の隣家に越して来た少女、エリ。彼女は夜しか現れないし、部屋の窓には目張りがしてあってなんだか様子がおかしい。
夜の中庭で出会った二人は一寸ずつ仲良くなっていく。
けれど、時を同じくして彼らの地元で凄惨な殺人事件が起こり始める。
という筋立ての、ヴァンパイア初恋ものです。

以下ネタバレ。


オスカーの初々しい感じがムネキュンものです此の映画。
エリを思わず抱き締めるシーンがあるんだけど、其の動きのぎこちなさが好き過ぎて泣ける。
苛められっ子のオスカーと、迫害される存在であるエリには共通点があるのだな。だからきっと、近づけた。
オスカーの流す血を見て、衝動を抑えきれずに血を啜るけど、オスカーには手を出さないように我慢して立ち去るエリがまた泣けた。吸血衝動がまるでエリの中に潜む内なる獣のように描かれているのが、理性じゃどうにもならない部分なんだってよく判る。
エリと一緒に来た男、あれはかつてのオスカーだと思う。そして、いつかのオスカーになるだろう。
ずっと昔から12歳のままの少女と、彼女に恋した少年。
エリに吸血されて吸血鬼の仲間入りをしてしまう女性が、手遅れになる前に自死を選ぶ場面があったのにも一寸感じ入った。
吸血鬼ものって、吸血鬼になったら理性なんか飛んじゃって周りの人の血を吸う表現が多いと思うんだけど、確かに実際自分がこんな目にあったら、大事な人を傷付ける前にきっと滅びを選ぶ。
いつでも簡単に死ぬ事が出来る、それでも「誰かを殺してでも生き延びたい」エリ。彼女は今まで一体どんな人生を送って来たのか、そしてこれから如何生きていくのか、とても気になった。
ラストシーン、鉄道に乗った二人は、一体何の言葉を交わしたんだろう。
凄惨で壮絶で、でもハッピーエンドな映画。
雪の白と血の赤のコントラストが、雪のように白い北欧の子供の肌に映える。美しい映画だった。


※追記です。
「僕のエリ」、フィンランドの映画と思い込んでいたのですが、スウェーデン映画の間違いでした。間違いを訂正してお詫び致します。
ご指摘くださった方、有難う御座いました。

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無題
僕のエリはスウェーデンの映画です…
匿名 2010/10/18(Mon)15:12:37 Edit
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