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日常/映画/音楽/其の他見たもの聞いたもの、頭の中の声/等々、雑文日記。



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映画 『8 1/2』 フェデリコ・フェリーニ

人生喜劇とでも言ったら良いのかな此れ。
スランプ中の映画監督を巡る、人間模様やなにやかや。
老いの悲哀や・・・男女関係のもつれや。
ちょっと此の、映画の持つ可笑し味ってのを理解するには私は若過ぎた感があるんだが(苦笑。
でも面白かった。此れは年をとって、多分五十代くらいに見たらまた違う味わいがあるんだろうなあ。

出ている役者が皆美しい!
マルチェロ・マストロヤンニは成程美形だし、女優も皆美人揃いで溜息が出る。
コケティッシュな愛人、理知的な妻、ステロタイプな描かれ方をする女性たちの姿は確かに喜劇的かも。
最後に皆で輪になって行進する所が凄く好き。
人生はお祭だ。だから一緒に居よう、って主人公が妻に言うシーンが本当に好き。


映画 『いま ここにある風景』

カナダ人写真家、エドワード・バーティンスキーが中国の各地を撮影する様を捉えたドキュメンタリー。
此の人の写真は、まるで廃墟を撮っているかのようだ。映っているのは例えば三峡ダムの工事現場、石炭の採掘現場、広大な工場の敷地の彼方にまで整列する作業員、真っ赤な川。
建設現場なぞ、まだ壊された訳ではないのに、何か死の気配が色濃いのだよな。不思議。
世界の産業を何が支えているのか、その皺寄せは何処に来ているのか、を知りたいなら此の映画はオススメ。
また、日本が高度経済成長を遂げた時代と同じ事が、もっと短いスパンで中国や其の他の「今まさに発展している」国々で起こっているって事もよくよく判った。
つまり、中国で水俣と同じ事が起こっているんじゃないのかって事だ。重金属を含んだゴミから有害物質が流れ出して、地下水までもが汚染されている・・・公害に対する民間人の意識の低さは、致し方ないことなんだろうけど吃驚する。

ただ、写真はそれらを内包して尚美しいのに驚かされる。
此の人の写真集が見たいな。廃墟的な自然/環境という点では、リチャード・ミズラックの『デザート・カントス』を思い出す。

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