日常/映画/音楽/其の他見たもの聞いたもの、頭の中の声/等々、雑文日記。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
会社の後輩と長谷川等伯展を観に行って来た。
絢爛豪華な金屏風、橋に柳の、気色の悪い位細かく、葉の描かれた下を、うねりと水の這うように流れる、《柳橋水車図屏風》がもう本当にお気に入りであります。
なあに この格好良い絵!
当時、長谷川派の工房で此れを商品として数多く製作していたのだとか。
つまり今で言う所のインテリアですね。
うああ、なんてゴージャスなの。欲しい。此れ一幅欲しい。
他にも、《松に秋草図屏風》とか《萩芒図屏風》の奔放に生える草、風に流れる萩、其の動きの豊かさは本当に見ていて飽きない。
波と岩だけしか描かれていない《波濤図》の、波の打ち寄せる勢い、金色の雲、立っていると波濤に飲み込まれそうになる感じがした。
空気感が凄まじいと思ったのは、《竹鶴図屏風》。
霧の中に浮かぶ竹の、幹のしなり、手を伸ばした先程の距離がもう霞んで、薄っすらと形を失くす、其の奥から此方へ茂る竹の葉、其れらがただ墨の濃淡だけで表現されている。
この画自体は中国の絵師の作品の模写であるらしいんだけど、コントラストのきつさが味だと思う。
あのストレートな竹のライン、最前で主張する竹の葉。鶴の存在が霞むほど、其処だけが鮮やかだった。
そして《松林図屏風》。
先の竹と同じく、墨の濃淡だけで、霧に包まれた松林を浮かび上がらせている。
手を伸ばせば、湿った霧の質感に触れられそうな絵。何だ此れ。
しっとりとした雰囲気が立ち込めて、ああこんなのが部屋に有ったら、一日でも一週間でも、其処に座って眺めているだろう。
描かれている松は何本も無い。
けれど、其の奥には何処までも空間が広がっている。
小品の細やかな描き込みや、人物画のユーモラスな表情、肖像画の人の息遣いも、見事だと思いましたが、好きなのは大作の圧倒的な質量、空気ですね。
此の展覧会を見た後、眼の前の智積院にまで足を伸ばしたんですが、其処では部屋の壁一面に障壁画が描かれていました。
つまり、当時等伯の絵はこのようにして在ったという事。
何と豪勢な空間だ、本当に。
智積院では、お寺の建物が一部特別公開されていて、堂本印象の襖絵等を見る事が出来ました。
印象の襖絵も、モダンでポップで可愛くて、凄く好き。
こうして実際の寺院を見て廻ると、美術館で並べて展示されている絵が本来はどのように使われていたのかが良く判りますね。楽しい。
屏風や障壁画は矢張り、建物とセットで見てなんぼだという気がする。
絢爛豪華な金屏風、橋に柳の、気色の悪い位細かく、葉の描かれた下を、うねりと水の這うように流れる、《柳橋水車図屏風》がもう本当にお気に入りであります。
なあに この格好良い絵!
当時、長谷川派の工房で此れを商品として数多く製作していたのだとか。
つまり今で言う所のインテリアですね。
うああ、なんてゴージャスなの。欲しい。此れ一幅欲しい。
他にも、《松に秋草図屏風》とか《萩芒図屏風》の奔放に生える草、風に流れる萩、其の動きの豊かさは本当に見ていて飽きない。
波と岩だけしか描かれていない《波濤図》の、波の打ち寄せる勢い、金色の雲、立っていると波濤に飲み込まれそうになる感じがした。
空気感が凄まじいと思ったのは、《竹鶴図屏風》。
霧の中に浮かぶ竹の、幹のしなり、手を伸ばした先程の距離がもう霞んで、薄っすらと形を失くす、其の奥から此方へ茂る竹の葉、其れらがただ墨の濃淡だけで表現されている。
この画自体は中国の絵師の作品の模写であるらしいんだけど、コントラストのきつさが味だと思う。
あのストレートな竹のライン、最前で主張する竹の葉。鶴の存在が霞むほど、其処だけが鮮やかだった。
そして《松林図屏風》。
先の竹と同じく、墨の濃淡だけで、霧に包まれた松林を浮かび上がらせている。
手を伸ばせば、湿った霧の質感に触れられそうな絵。何だ此れ。
しっとりとした雰囲気が立ち込めて、ああこんなのが部屋に有ったら、一日でも一週間でも、其処に座って眺めているだろう。
描かれている松は何本も無い。
けれど、其の奥には何処までも空間が広がっている。
小品の細やかな描き込みや、人物画のユーモラスな表情、肖像画の人の息遣いも、見事だと思いましたが、好きなのは大作の圧倒的な質量、空気ですね。
此の展覧会を見た後、眼の前の智積院にまで足を伸ばしたんですが、其処では部屋の壁一面に障壁画が描かれていました。
つまり、当時等伯の絵はこのようにして在ったという事。
何と豪勢な空間だ、本当に。
智積院では、お寺の建物が一部特別公開されていて、堂本印象の襖絵等を見る事が出来ました。
印象の襖絵も、モダンでポップで可愛くて、凄く好き。
こうして実際の寺院を見て廻ると、美術館で並べて展示されている絵が本来はどのように使われていたのかが良く判りますね。楽しい。
屏風や障壁画は矢張り、建物とセットで見てなんぼだという気がする。
PR
今日は兵庫県立美術館に、「ピカソとクレーの生きた時代展」を見に行って来ました。
ドイツの美術館の所蔵品を集めた展覧会らしい。
ピカソ、クレーを中心に、同時代の作家の作品を、美術の変遷と併せて紹介していた。
流石にドイツの美術館だけあって、普段あまりお目に掛かる事の無いドイツの画家の作品もあって良かったです。
ドイツ美術と言えば、「メランコリア(憂鬱)」だと、大学のゼミの先生は言ってた。
作品は重厚で鬱々とした主題や表現がよく見られると思う。
面白かったのは、今回の展覧会に出ていた収蔵品全体にわたってメランコリアが共通しているなあ、と感じた事。クレーにしろ、ピカソにしろ、皆何処かしらほの暗い。
描かれた時代の所為かも知れないけど、若しやドイツのお国柄であったりするのだろうか・・・と興味深かった。
折角神戸まで来たのだからと、南京町まで足を伸ばしてみた。
中華街の肉まんは肉汁が染みこんで美味しかったです。出来ればあれは、酢が効いた酢醤油で頂きたい。
台湾のお茶屋さんで茉莉花茶を買っていたら、お店の人にさっと出されたお茶があまりにも美味しくて、うっかり衝動買いしてしまった。凍頂烏龍茶。グラム三千円近くするお茶なんて初めて買ったよ・・・でも楽しみ!
台湾で買い込んで埃を被っていた聞茶セットが再び日の目を見る時が来ましたよ。うふふ。
ついでに別の店ですが、工夫茶で喫茶してきた。
高山烏龍茶にしてみたのですが、此れもまた美味しかった!
香りは華やか、味わいは甘く、後口はすっきり。中国茶の良いお茶は本当にいい。別に茶器に拘らなくても美味しいけど、工夫茶は大好きです。小さい茶器も可愛いし、香りや味をしっかり楽しめる。
まあ、物を云うのは淹れ方なんだろうけども。
美味しいお茶が飲みたかったら、湯温や蒸らす時間を正確にしてみるだけでも大分違うと思う。
ついでに、周辺の行ってみたかった店をうろうろ。
チェコの絵本を沢山置いている雑貨屋さん、お気に入りの洋菓子店。
神戸って、少し裏路地に入ったら小さくてお洒落なお店が並んでて、其れが街にしっくり溶け込んでいて、ああ、素敵だなあと思った。
洋物の気取った雰囲気が、此処では鼻に付かなくて馴染んでる感じ。いや、褒めている。
外国の風が街に溶けてる。
雑貨屋さんで絵本の背中を眺めていたら、チェコに行きたくなった。でも矢張り、何処へ行くのでも英語位は出来ないといけないなあ。空港のカウンターで難儀するもんなあ。
お気に入りのパティスリーグレゴリー・コレでケーキを買って帰った。
壜に入ったクレームブリュレに、カットされたフルーツや焼き菓子が乗っかって、チューブに入ったソースが添付されてる奴。ビジュアルに一目惚れだったけど、味も期待を裏切らない出来。
こういう遊び心は大好きだー。なんだって、美味しいものは人を幸せにする。ソースの味が絶品だったぜ。
また何か買いに行こう。
沢山歩いて久々に心地良く疲れた。たまには少し遠出するのも悪くないなあ。
ドイツの美術館の所蔵品を集めた展覧会らしい。
ピカソ、クレーを中心に、同時代の作家の作品を、美術の変遷と併せて紹介していた。
流石にドイツの美術館だけあって、普段あまりお目に掛かる事の無いドイツの画家の作品もあって良かったです。
ドイツ美術と言えば、「メランコリア(憂鬱)」だと、大学のゼミの先生は言ってた。
作品は重厚で鬱々とした主題や表現がよく見られると思う。
面白かったのは、今回の展覧会に出ていた収蔵品全体にわたってメランコリアが共通しているなあ、と感じた事。クレーにしろ、ピカソにしろ、皆何処かしらほの暗い。
描かれた時代の所為かも知れないけど、若しやドイツのお国柄であったりするのだろうか・・・と興味深かった。
折角神戸まで来たのだからと、南京町まで足を伸ばしてみた。
中華街の肉まんは肉汁が染みこんで美味しかったです。出来ればあれは、酢が効いた酢醤油で頂きたい。
台湾のお茶屋さんで茉莉花茶を買っていたら、お店の人にさっと出されたお茶があまりにも美味しくて、うっかり衝動買いしてしまった。凍頂烏龍茶。グラム三千円近くするお茶なんて初めて買ったよ・・・でも楽しみ!
台湾で買い込んで埃を被っていた聞茶セットが再び日の目を見る時が来ましたよ。うふふ。
ついでに別の店ですが、工夫茶で喫茶してきた。
高山烏龍茶にしてみたのですが、此れもまた美味しかった!
香りは華やか、味わいは甘く、後口はすっきり。中国茶の良いお茶は本当にいい。別に茶器に拘らなくても美味しいけど、工夫茶は大好きです。小さい茶器も可愛いし、香りや味をしっかり楽しめる。
まあ、物を云うのは淹れ方なんだろうけども。
美味しいお茶が飲みたかったら、湯温や蒸らす時間を正確にしてみるだけでも大分違うと思う。
ついでに、周辺の行ってみたかった店をうろうろ。
チェコの絵本を沢山置いている雑貨屋さん、お気に入りの洋菓子店。
神戸って、少し裏路地に入ったら小さくてお洒落なお店が並んでて、其れが街にしっくり溶け込んでいて、ああ、素敵だなあと思った。
洋物の気取った雰囲気が、此処では鼻に付かなくて馴染んでる感じ。いや、褒めている。
外国の風が街に溶けてる。
雑貨屋さんで絵本の背中を眺めていたら、チェコに行きたくなった。でも矢張り、何処へ行くのでも英語位は出来ないといけないなあ。空港のカウンターで難儀するもんなあ。
お気に入りのパティスリーグレゴリー・コレでケーキを買って帰った。
壜に入ったクレームブリュレに、カットされたフルーツや焼き菓子が乗っかって、チューブに入ったソースが添付されてる奴。ビジュアルに一目惚れだったけど、味も期待を裏切らない出来。
こういう遊び心は大好きだー。なんだって、美味しいものは人を幸せにする。ソースの味が絶品だったぜ。
また何か買いに行こう。
沢山歩いて久々に心地良く疲れた。たまには少し遠出するのも悪くないなあ。
